家財整理とは?遺品整理と何が違う?

2021年1月22日更新

家財整理とは、生前整理、遺品整理、空家整理など、家財全般に関わる総称を言います。
一般的には、家財整理と言えば引っ越しにともなう家全体の片付けや、断捨離による家財道具や持ち物の処分のことを言うことが多いようです。
家財整理と遺品整理の違いは、家財整理が生きている人が自分の未来に向けておこなうのに対して、遺品整理はすでに亡くなった方のご遺族が、故人の持ち物の整理や片付けをおこなうことです。

家財整理とは?

家財整理には、引っ越しや断捨離などのために家財道具や持ち物を処分することだけでなく、生前整理や遺品整理、空家整理なども含まれます。

ほとんどの片付け業者は、どのような片付けもおこなっていますが、当社では各種御見積は無料でうけたまわり、ニーズに合った方法で対処しています。

単に、引っ越しや断捨離などのために家財道具などを処分する際の段取りは、不用品の処分や整理、片付け、清掃になります。

生前整理や遺品整理、空家の整理も家財整理のカテゴリーに含まれますが、微妙に違いがあります。

それぞれの説明は以下の通りです。

生前整理

生前整理は、荷物や財産の持ち主が生きている間に整理をすることです。

定年や還暦や古希などをきっかけに始める人や、住み替えのための引っ越しや介護施設への転居などをきっかけにおこなう人など様々です。

多くの人は、自分が亡くなった後に家族に迷惑をかけないように、生前整理をおこなうようです。

家財整理をおこなう際に、買い取りを希望すると、家財整理の費用を抑えることもできます。趣味で集めた美術品や骨とう品などは、興味のない人にとっては譲り受けてもありがたくないこともあるようです。

事前にご相談いただければ、買取品の御見積もさせていただきます。

これは余談ですが、最近では生前整理と同時進行で、エンディングノートの作成や財産目録の作成をおこなう人が増えている傾向にあります。

エンディングノートや財産目録は、遺言状のように法的な力は持ちませんが、覚え書きをしておくことで、残された家族が戸惑わずにすみます。

 

遺品整理

遺品整理は、お亡くなりになった方の持ち物を形見分けしたり、業者に買い取ってもらったりして処分することです。

遺品整理は、生前整理と違って自分でおこなうわけにはいきません。

遺された家族でおこないますが、仕事やその他の事情で、遠く離れた親の遺品整理に立ち会えない場合もあります。

そのような場合も、ていねいに対処させていただきますのでご相談ください。

 

空家整理

空家となってしまった家の整理をすることを言います。

多くは親の家が空き家となり、家財道具や生活用品を処分することが多いようです。

仕事やその他の事情で、遠く離れた空家の片付けや整理に立ち会えない場合も、ご相談いただけると、御見積をさせていただきます。

家財整理が必要となるおもなタイミング

家財整理が必要となるタイミングは、転勤などによる引っ越しや、住宅購入時、子どもが就職や結婚で独立した時、定年を迎えた時、介護施設や老人ホームなどに入居を決めた時などが多いようです。

遺品整理と違ってご自身の判断で不要品の分別ができるので、タイミングを逃がさないようにしましょう。

家財整理を効率よくおこなうには、まず絶対に必要な書類や持ち物を選ぶことです。

例えば、貯金通帳や生命保険の証書、有価証券、土地家屋などの所有権を証明する書類や、借金やローンに関する書類などは、片付ける前に定位置に保管しておきましょう。

絶対いるものを決まった場所に保管してから、不用品の仕分けを始めましょう。

家財整理を個人でやると大変な作業に

「家財整理をしよう」と決心したものの、昭和の時代の婚礼家具などは、個人で動かすことは、とてもできるものではありません。

多くの人が早く処分しておけばよかったと思う家具が、和箪笥、洋服箪笥、整理箪笥などの婚礼セットやサイドボード、ソファー、絨毯などです。

また、書籍や趣味に関するスポーツ用品や楽器なども早めに処分しておけばよかったと後悔している人が多いようです。

その他にも、「いつか必要な時があるかもしれない」との思いから取っておいた衣服や布団や毛布類などを処分する場合、処分の仕方が分からないこともあります。

当社では、どんなものでも一括して片付けさせていただきます。

ちなみに、布類の処分の判断の基準は、衣類の場合はデザインが流行遅れや似合わないもの、布団や毛布類などの寝具は、カビ臭さです。

布類にいったんついたカビ臭さは、なかなか取れず、押し入れの中全体が臭くなってしまいます。

片付けだすときりがなく、個人で片づけるには限度があります。

無理をして肩や腰を痛めてしまうと、大変なことになってしまいます。

費用はかかりますが、プロの業者に依頼していただくのが、スマートな片づけ法かと思います。

家財整理を業者に依頼するメリット

家財整理を業者にご依頼頂くことで、片づける時間も労力も節約できます。

事前に御見積書を交わし、契約を済ませていただくと、整理作業当日は立ち会い不要で家財整理をさせていただきます。

ご高齢のため、ご自分で片付けることができない場合や、処分したい荷物が多すぎる場合などは、家財整理を業者にご依頼いただければ、ゴミの分別や回収手続きの代行、リサイクルや買取などにも対応させていただきます。

まとめ

最近では生前整理や遺品整理、空家整理など、家財全般に関わる整理をおこなう業者がほとんどで、まとめて家財整理業者といった呼び方をすることが多いようです。

当社では次のように、それぞれのニーズに合わせて、ていねいできめ細やかなお仕事をさせていただきます。

引っ越しや老後に備えての家財整理は迅速ていねいに、生前整理は要るものまで処分しないように細心の注意をはらいます。

また、遺品整理は、お亡くなりになった方の過去の持ち物の整理や片づけをていねいにおこないます。空家整理は、近隣にご迷惑がかからないようにおこないます。

片づけに関することは何なりと「かたづけや本舗」にお問い合わせください。

※写真はすべてイメージです。実際とは異なる場合があります。

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