大切な家族が亡くなったとき、葬儀の手配、いろいろな手続きなど遺族がやるべきことはたくさんあります。
その中の一つに、故人の持ち物を整理する遺品整理があります。
初めて、遺品整理を経験する方もいるので、どう部屋を片付ければよいのかわからず戸惑うこともあると思います。
遺品整理で、気を付けなければならない点をご紹介いたします。
遺品整理ができる人は?
遺品整理は、親戚だからと言って誰でもできるわけではありません。
故人の相続人だけが遺品整理を行うことができます。
相続人とは、配偶者、子供、両親、兄弟を指します。
遺品整理をする時期はいつが良いのでしょうか?
遺品整理をする時期に、これといった決まりはありません。
四十九日法要や百日法要などを節目と考えて、整理する方も多いようです。
また、故人が亡くなってから100日目の百日法要の後に遺品整理を行うことも多いです。
親族が集まるタイミングで日程を合わせて、遺品整理を行うと進めやすいかもしれません。
ご家族の悲しみや気持ちが落ち着かない状態で、遺品整理を始めるのはつらい作業ですので、落ち着いてから行うのが良いでしょう。
あくまで目安と考えて、親族の話し合いで遺品整理の時期は決めることをおすすめいたします。
遺品整理は、どう仕分けたら良いのか判断に時間がかかり、一人で行うとなると大変な作業になります。
相続人を中心として、複数人で行うことが一般的です。
まず、遺品整理するにあたっての予定日を組みます。
その後、遺品整理を進めていくのに効率的な方法は以下になります。
遺品を仕分ける
故人が大切にとっておいたもの、思い出の品、貴重品、写真、手紙などは取っておくものに仕分けます。
不用品だと思われるものは、処分するものとしてまとめておきます。
処理方法を決める
不用品をどう処分するのかをさらに仕分けます。
・ごみや粗大ごみとして出す
・リサイクルショップに持っていく
時計、着物、アクセサリーといった形見分けは、親族が譲り受けるケースも多いようです。
後のトラブルにならないよう親族で話し合い、遺品整理を進めていきましょう。
遺品整理を行う際に、気を付けなければならない注意点がいくつかあります。
賃貸物件の手続きは早めに行う
賃貸物件は、家賃などの契約が関わってきますので、すみやかに手続きを済ませましょう。
立ち退き日程までには、部屋のものを片付けなければなりません。
早めに管理会社などに確認しましょう。
相続人全員で行う
一人で遺品整理をして、後々トラブルになることも多々あるようです。
金品の配分などは、特に気を付けなければなりません。
必ず、相続人全員で遺品整理は行いましょう。
仕分けの判断に迷ったら保留にする
悲しみがまだ癒えない時期に、遺品整理をすると冷静に判断ができなくなることもあります。
後から処分してしまって後悔しないよう、ちょっとでも判断に迷ったら保留として取っておくことをおすすめいたします。
急ぎの手続きなどではなかったら、気持ちが落ち着いてから、またゆっくりと判断しても遅くはありません。
遺品整理は、悲しみと向き合いながら作業するという根気がいる作業です。
ご家族で進めていくのに、思った以上に時間がかかり、判断にも迷うことが多いです。
遺品の量が膨大である場合や部屋が散らかっていてどう片付けたら良いのか困っている時は、私たちプロの業者に依頼することもひとつの選択肢です。
時間や手間を省くことができる
仕事で忙しくて時間が取れない方も多いでしょう。
速やかに遺品整理を進めたい、短時間で済ませたい場合は、プロの業者に任せるのがスムーズです。
ご遺族の負担が軽くなる
急なことでどうしたら良いかわからない、遠方に住んでいる、などそれぞれの環境があると思います。
業者に依頼すれば遺品整理が早く終わるため、遺品整理をしながら悲しみをさらに膨らませる負担も軽減できます。
遺族だけで行うことに不安を感じていましたら、遺品整理の経験のあるプロにお任せしましょう。
遺品整理で、気を付けなければならない点や注意点などをご紹介してきました。
個人で遺品整理を進めることは、想像以上に大変な作業となります。
「かたづけや本舗」は、遺品整理、不用品の買い取りをお手伝いします!
少しでも不安に思うこと、どうしたらよいかわからないことがございましたら何でもご相談ください。
一緒にお悩みを解決しながら、お部屋の片付けをしていきましょう!